シューズラック作るにあたって電動ドライバーも手元にあったほうが良かろうと思い、ホムセンで30分迷った挙句、結局一番安い奴買った。kumimokuというカインズのPBで一番安い奴。定価2580円が在庫処分価格で1980円。
ネットでも特に使用感は言及されておらず、まさに謎。こういうのって買ったところで結局もっと上位機種買えばよかったってオチになりがちだけど、実際のところ1980円の電動ドライバーって使えんの?と誰もが思うので、その使用感とか。
結論から言うと、普通に使える。
が、5,6千円くらいのエントリー機種買っておけばもっと快適だと思う。
仕様:回転数200rpm、最大トルク4.0Nm
付属品:ドリルビットφ1.5,2,3mm、ドライバービット1,2、ACアダプタ
輸入元:高儀(生産は中国)
テスト動画も撮りました。
1)穴あけ
19厚SPF材のφ3mm下穴開けに使ったんだけど、基本的に問題なし。大体15秒程度ですかね。もうちょい早いといいが
2)ねじ締め
今回SPF材に3.3mmコーススレッド使ったんだけど、グイグイ入っていってトルク不足という感じはなかった。
いい点
・軽い、小さい。
なにはともあれ軽さは正義。本体質量約340g。iPadより軽い。ハンドリングの良さは作業性に直結しますからね。
・コードレス
電源はコード式でもいいかと思っていたが、コンセントの位置とか気にする必要なく作業できるのは気楽でいい。
・安い
謎中華メーカ品と同価格帯だが、外装がラバー素材でできておりそれなりに落としても大丈夫そう。
・ドライバ・ドリルビット付属
これひとつ買えばとりあえず穴あけ・締め付けができるので手っ取り早い点は◎
悪い点
・精度があやしい
どうにも回転軸がブレてる気がして、垂直な穴が開けられていない気がする。日曜大工レベルで木材の締結には支障ないレベルだけど
・トルク不足
これもねじ締め作業上支障ないトルクではあるんだけど、じゃあ快適かと言うとそんなことはなく、40ミリのコーススレッド一本打つにも7,8秒は要するので、本数が多い場合は結構だるく感じると思う。とはいってもアイリスオーヤマの4千円機種でもトルク4〜8Nmだから、この辺の廉価機種帯はあまり変わらないレベルか。20本とか一度に打つなら上位機種使ったほうが速いですね。
・クラッチ機構なし
上位機には普通についてるクラッチ機構がないので、今回過締めでネジ山を潰すか手首を持っていかれそうになりかけた。これはトリガー操作に慣れればうまい具合にコントロールできそうだけど。やはり習熟度関係なく使えるラチェット機構は欲しい。
ということで結論としては普通に使えるけど、不満点は値段相応にある。予算があるならワンランク上の価格帯の商品でもいいかな。