日本へ帰国する1ヶ月前くらいから、いよいよiPhone5のバッテリーの損耗具合が無視できなくなってきた。思い返すと前回バッテリー交換から1年8ヶ月くらい経過していた。1分あたり1%の勢いでバッテリーが消費されていく状態のなか、Zenfoneとモバブ併用してしばらくしのいでいたが、帰国してiPhoneをメイン使用する状況になったため、いいかげん機種変更かバッテリー交換かどちらかにしなければならない。
11月といえばちょうどiPhone8がリリースということで、最新機に心惹かれて店頭デモ機を触ってみたが5と比べると大型かつ背面ガラスの重みがどうにもネガに感じられ候補から外す。一方、もう一つ案のSEは在庫無しの有様。
ということでとりあえずバッテリー交換でiPhone5の延命を図ることにした。
前回業者に出してバッテリー交換した時は4000円くらい払った気がする。調べるとDIYでバッテリー交換やってる事例が多々あるので自分でもやってみることにした。
発売から5年経った今更iPhone5のバッテリー交換しようと思う貧乏性は存外多いらしく、交換キットは今もAmazonで多数出回っている。今回は交換バッテリー、ドライバー等工具込で1750円のものをポチった。
内容物はバッテリー、吸盤、トルクスドライバー、ピンセット、ヘラ、テープ、取説。
期待してなかった割に、工具の作りはしっかりしていた。 先達のバッテリー交換情報を見ながら作業をすすめる。
1.最初にlightningコネクタ両サイドのネジ2本をトルクスドライバーで外す。
2.付属の吸盤でフレームからパネル下部を引っ剥がす。
3.パネルとフレームの隙間にヘラを差し入れ、少しずつ隙間を広げる。この時パネルがめっちゃたわむので怖い。
4.パネルと本体側を分離させた状態。ただし本体とパネルはフレキリードでつながっているので、ぶっちぎらないように気をつける。フレキはコネクタから外せるけど今回はそのまま作業続行。写真赤丸のバッテリーコネクタカバーのネジ留めを外す。
5.カバーを外すと、バッテリーケーブルのコネクタがあるので本体基盤から外す。
6.バッテリーはテープで貼り付けられているので、ヘラを使いペリペリ外す。
7.バッテリーを外したのがこちら
8.新しいバッテリーをセットし、基板側コネクタに接続。分解と逆の手順で再び組み立てる。フレームとパネルの固定が嵌合だけになってるのでそこをキレイに合わせるのが難しい。
再組立して無事起動。
今回の交換から1ヶ月経ったが特に不具合はなし。買ってすぐの頃のバッテリー容量ほどではないにしろ、1日くらいは無充電でもつようになった。次期SEがそろそろ出ると言う噂なので、その頃までは十分使えるだろう。