ピピ島漂流篇・上から帰国・引っ越しを挟んで、だいぶ間が空いてしまったがピピ島漂流の顛末を記す。
<ピピ島上陸二日目>
目が覚めると既に雨音が響いていた…
いや、昨日散々降ったんだから今日は晴れろよ…
ピピ島二日目も見事に雨。
申し訳程度小降りになったので、朝食を求めホテルから出た。
昨日に増して猫をよく見る。
トンサイベイの反対側。いいビーチであるが、いかんせん天気が悪すぎる。
スマトラ沖地震の津波で大被害を受けた名残だそうで。
ぶらぶらしてたらいよいよ雨脚が強まってきたので、軒先に逃げ込む。
いやこれ完全に洪水でしょ。
結局土砂降りの中、昨晩同じAnna'srestaurantでイングリッシュブレックファスト。
これトレインスポッティングのダイアンの家のシーンで見たヤツ。どうでもいいが隣の家族連れはマンチェスターから来たイギリス人だった。
あとバナナスプリットというメニューが気になって、注文したのがコレ。
名前の通り真っ二つになったバナナにアイスクリームが乗ってた。
カフェの椅子で堂々と眠りこける図々しい奴。
猫ばっかり写真撮っても、相変わらず雨が止む気配もなく、ホテル戻ってスクストEP2最後までやってた(果たして一体何しにピピ島まで来たんだ?)
そんなこんなで夕方、日も暮れ始めたあたりでようやく雨が上がる。
晴れたらいいところなんだよ、本当に
ようやく雨の上がった通り。
ピピ島は欧米系観光客が多くイタリアンの美味い店が多いとググったので、人気店に繰り出す。夕食はイタリアンレストランCosmicのシーフードピザ。
無論今夜もシンハー
あとナスのチーズラザニア。これはちょっと胃にもたれそうで失敗だった。
結局ピピ島まで来て、引きこもってピザ食って猫の写真撮る以外やってねえ…おかしい、本来ならピピ・レイ島のボートツアーに参加してマヤビーチで8ball聴きながらディカプリオごっこしてるはずだったのに…
そんな悔恨の念いっぱいの中、二日目が終わった。
<ピピ島上陸三日目>
目が覚めると耳には特に何も響いていなかった…
数時間後に帰りの船に乗るタイミングで見事に晴れたピピ島の海。
なんで昨日晴れんやったのか…
青い海。潮風。
突き抜ける空。
現代社会のストレスから解放された、最高のバカンス。
が、できないまま帰りの船に乗る…
あと一泊延長したかったけれど金もなければ時間もない…
というわけでプーケット目指して船で帰る。
さらば、ピピ・レイ島…
2時間近くかかってラサダ港へ戻る。
さらに港からバンに詰め込まれプーケット国際空港。そこで飛行機待ち4時間…4時間あったらピピ・レイ島行けたのでは?という気持ち。
そんなこんなで再びバンコクに着陸。
トボトボと巣に帰るのであった…
バンコクから直行で3万円しないくらいでピピ島まで行けたものの、終始天気に泣かされる。
つくづくタイ国内旅行するとロクな目に合わない…
こうして最後の旅は幕を閉じたのだった…
Fin...