ながされてたThailan島

タイに飛ばされてたり帰ってきたりしたけど、私は元気です

タイ抑留n日目…まだか、夜明けは…

風に吹かれてアユタヤ

 タイにながされて3ヶ月、ほとんど観光らしい観光もして来なかったので、思い立っては重い腰を上げ、近場で日帰りできるということでアユタヤに行ってきた。

 以下は特に何のひねりもない旅行記です。

 

 

 バンコクからアユタヤまで行く方法は、バス・タクシー・鉄道の3通り。バスはどのバスの乗ればいいのかわからないのでパス。タクシーはぼったくられそうなのでパス。よって鉄道で行くことにした。

 

 まずはBTSとMRTを乗り継いでバンコク鉄道駅へ…

f:id:sigdfeco:20161024233729j:plain

 

 ここのチケットカウンターで「アユタヤ!」と言うと20バーツのチケット買える。(上級客車もあるようなんだけど詳しいシステムは不明)なんか勝手に20バーツのチケットが渡される。

f:id:sigdfeco:20161024233748j:plain

 

 名探偵ポアロとマープル(たとえが古い)で見た英国っぽいアーチ屋根のプラットフォームから指定乗口を探す。(多分鉄道の導入元はヨーロッパなんだろうなあ)

f:id:sigdfeco:20161024233858j:plain

 

 あったぞ、これだ(無論エアコンなんぞ無い) 

f:id:sigdfeco:20161024234052j:plain

 

 ガタンゴトン(2時間近く脳内で世界の車窓からBGM)

f:id:sigdfeco:20161024234234j:plain

 

 はい、アユタヤ駅。

f:id:sigdfeco:20161024234536j:plain

 

 駅のベンチで一息ついてる間にもトゥクトゥクやらの勧誘が来る。結果論で言うと多少金払ってでもここでガイド頼むのが手っ取り早いです。

 基本的に金のない学生旅行気分だったので、駅前のレンタサイクル屋にて50バーツで轟天号(※出典 究極超人あ〜る)を調達した。100バーツだともっとかっこいいMTB借りれるんだけど、ここでもケチって安い方にしたら、ブレーキ効かねえしスタンドガタガタだし都内の防犯登録シール貼ってるし、安かろう悪かろうである。 

f:id:sigdfeco:20161024234742j:plain

 

 さて駅からアユタヤ市内に入るために橋を渡らねばならないのだが、そこの自転車ガン無視な交通量に命の危険を感じる羽目に陥る。これは素直にシータクなりトゥクトゥクなりに乗ればよかったと思わずにはいられない。

 とりあえず目下の目標としてストリートファイターのサガットステージのモデルの場所ワット・ロカヤスタをめざす。場所はググれ。アユタヤは4Gどこでも入るので快適です。佐賀とはえらい違いだ。

 

 グーグルマップ見ながら自転車漕ぐこと20分ほど…

 

!?

f:id:sigdfeco:20161024235157j:plain

 

!!??

f:id:sigdfeco:20161024235256j:plain

 

 

 サガットステージだ!!!!(タイガーアパカッ!!)

f:id:sigdfeco:20161024235344j:plain

 

 世界遺産だから禁則事項は守ろうな!!

f:id:sigdfeco:20161024235508j:plain

 

 

 ランチを食べてから、ワット・マハタートへ(この日はたまたま入場料無料では入れた)

f:id:sigdfeco:20161024235839j:plain

f:id:sigdfeco:20161026234210j:plain

f:id:sigdfeco:20161026234318j:plain

 

 

 1700年代後期まで繁栄を誇ったアユタヤ王朝はビルマ軍の攻撃を受け、王宮も寺院も徹底的な破壊を受ける。漆喰仕上げの建物ももはや煉瓦を残すのみ。仏像のことごとくも今は見る影もない。

f:id:sigdfeco:20161024235929j:plain

 

 打ち捨てたれた仏像の頭部は木の根に取り込まれるほどの荒廃ぶりであった。

f:id:sigdfeco:20161025000738j:plain

 

 後の王朝は荒廃したアユタヤを放棄し、今のバンコクを新たな都として今に至る…

 

 そんなこんなで廃墟マニアホイホイなアユタヤ散策でした。10月でもアホみたいに暑いので自転車はおすすめしません。

  だいぶ疲れたので16時頃には帰路へ…

 

 ウッ…こんなところで日立金属…

f:id:sigdfeco:20161025001715j:plain

 

 帰りの列車、ディーゼルじゃなくて蒸気機関車だった。珍しいのか皆写真撮ってた(俺も撮った)

f:id:sigdfeco:20161025001858j:plain

 

 はい、帰りも20バーツの三等客車。

f:id:sigdfeco:20161025002031j:plain

 

 帰りは日が沈んで予定から30分遅れで2時間超。タイの鉄道時刻表を信じるな。

 

 

 はい、お疲れ様でした。

f:id:sigdfeco:20161025002248j:plain